事実を事実として発信する事は意義があるし、明確な指標がある以上それを否定する根拠はないという意見にも同感なのだが、それをあえて認めていないと断言してる人達に逐一認めさせようと布教するのも無遠慮な話ではと正直思う。もちろん彼らの思想が犯罪を助長させているとかそういう側面があるなら分かるのだが、仮に万人が「治安がいい」という事に頷いたところでそれで更に治安が良くなったり、現行でしている防犯行為をしなくてもよい世界になりますよという話でもないしな。
いくら数値を見せても、痴漢とか性的被害にあってる人たちにとっては共感されないのは否定されたと感じて反発が起こる道理ですからねぇ - rideonshootingのコメント / はてなブックマーク
こういう側面もある。頻繁に痴漢の被害にあってる人に「痴漢なんて少数しかいない!」と言ったとして、侮蔑されても私は批判出来ん。治安を語る意義はまず「犯罪の被害者を減らす事」であって、「日本という国がいかに優れているか相手に認めさせる事」ではないからね。まあもちろん、前者より後者の方が重要だろと言えちゃう人にはもう何も言えないけど。
客観的事実と主観的事実を混同しない人間を評価する事は分かるけど、そう出来ない人間に「ウルトラ級の馬鹿」としか思えないならまあ、「幸せな人生送ってきてよかったですね」と正直思う。不特定多数の人間を相手取って話をする素養が無いと言わざるを得ない。