Dog ears

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無題

当時はこんなことやってたなー笑えるわー、って?じゃあ当時社会がどんな事をしていたのか本当に思い出してるのか?当時のゲイがどんな仕打ちを受けていたのか一つ一つ読み解いているのか?もし本当にそうしているのだとして、その上であのネタを「面白い」と認識しているのか?そもそも現代社会に差別やいじめはないのか?若者のSNS2chなどを見てもそれが言えるか?また彼らがあのネタを見て当時の社会と現代の秩序という背景を理解できるのか?何故風刺をお笑いでやるのか?あれが風刺だと言うなら当事者の芸人達が何故だんまりを決め込むのか?説明責任を果たさず笑いだけを起こそうとするのが本当に風刺なのか?芸人自身や彼らをよく知る人々から見て面白かっただろう事は別に否定しないよ。でも私は、ああいうネタを見て素直に笑う人間の存在を知っている。時代錯誤ネタとか風刺とか全て無視して、ゲイを嘲笑う人々の存在を。彼らは当時と大差ない思考レベルで現代に存在している。LGBTの人権という風潮が理解出来る精神年齢に達するまで、彼らは平然とネタとしてゲイを消費する。だから風刺でやるのであれば、せめてそのネタがいけない事だとその場で明確に否定する段取りを組んでほしかったと思うし、彼らだけでなく他の芸人の人々もそういうネタはいけないことだと言及してほしかった。そう思うこと自体が文化の破壊であり、沈黙を強いると言うなら、私はそんな文化を尊重する気はない。私たちが声を上げるのは差別が依然として存在しているからであり、それを既に解決済みの問題として語っている時点で噛み合うはずがなく、その点を無視したままネタにすれば炎上するのは当たり前で、その批判に対して「面白かっただろ」と言い返すのであれば、その人は特段反省することもなく当時の感情を今でも内心で肯定しているものと私は認識する。