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Dog ears

更新時間 09:30、10:30、11:30、13:30、14:30、15:30、18:30、19:30

無題

出る杭は打たれるインターネットで打たれ強く生きる - ポジ熊の人生記

 昔からそうなんだが、ネット上で主義主張を発した後、「批判されるとは夢にも思わなかった」と言う人が解せない。彼らはどうも「批判してくる人間は頭のおかしな人間」と決めつけるきらいがあるが、一体どういう風に生きてきたらそんな価値観になるのか分からない。人の立場は千差万別だ。自分にとって正しい理屈が、相手にとっても正しいとは限らないし、仮に正しかったとしても、それを受け入れられるかどうかは誰も保証しない。ネット上で言葉を放つという事は、そういう価値観の取捨選択を相手に委ねるという事だ。「私はこう思う。では君達はどうだ?」と語りかけるのがブロガーの常であり、自分から語りかけておきながら、その返答が気に入らないとまるで被害者の様な面で駄々をこねる様はいつ見ても奇妙と言わざるを得ない。私達の認知能力はそれほど高くはない。一方(ブロガー)が言いたい事を言って、それを読んだ人間がその思想をそっくりそのまま受け入れられる事などまずあり得ない。私達はあくまでその第一声を切っ掛けとした対話の中で分かり合う生き物であり、第一声も批判も賞賛も全てその過程に過ぎないのに、彼らはどうにもそこまで踏み込んでこない。踏み込めば負けだ、と思っているらしい。もちろんその相手にそうまでして分かり合う価値があるのかというと私はそこまで断言出来ないが、しかし分かり合おうと思ったらそういったプロセスは必ず必要になる事も確かだ。私もこういう性格なので人と衝突する事は多いが、その回数を重ねる事で相手を理解していくのもまた実感出来る。はじめは嫌いだった人間が、対話していく内にそれほど嫌いではなくなるという事も別に珍しくない。彼らに言わせればそんな苦労したくないという話になるのだろうが、しかし人と人が理解し合うというのは本来それくらい難しい事なのだよとおっさんとしては思うものだ。

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